OSもどきって?
OSもどきは、OSの上で動作する、OSのようなインターフェイスを持った、いわば便利ツールみたいなものです。
細かい定義はありません。OSのような形をしたものであれば、OSもどきです。
ちなみにDOSのような、コンソール型のOSもどきもあります。
当サイトでは、「Walls」というOSもどきを公開しています。
Walls Zibo(2016年12月14日公開)
一度使ってみるほうが説明するより手っ取り早く分かりやすいと思います。
もしよかったらダウンロードしてみてください。
注意!そもそもOSとは?
「OSもどき」は誤解を生みやすい呼び名です。
OSとはOperating Systemの略称で、コンピューターを制御するシステムソフトウェアのことを差します。
Wallsも含み、世の中に見られるほとんどのOSもどきは、OS(コンピュータ制御)に対する「もどき」ではなく、
OSが描画するGUI(デザインのこと)や機能に対する「もどき」です。
くれぐれも本来の「OS」の意味を勘違いしないよう気を付けましょう。
また、「OSもどき」の新しい呼び名を考えてみるのもいいと思います。(例:「OS風ランチャー」など)
OSもどきを使ってみよう
OSもどきはWalls以外にも、多数の方々が多彩なOSもどきを製作されています。
ぜひ検索してみてください。相互リンクサイト様にも、OSもどきを製作されている方がたくさんいらっしゃいます。
多くはWindows型のUIで、ファイルブラウザやインターネットブラウザ、メモ帳などを含んでいます。
OSもどきを作ってみよう
もし「こんなOSがあったらいいのにな〜」といったアイデアがあれば、
ぜひOSもどきとして作ってみましょう!
本物のOSを作るよりも手軽に作れます。
また、自作OSを作る際のコンセプトとして、アイデアを形にするためにも、
OSもどきを作ってみることをおすすめします。
OSもどきを作る上での注意点
※ブーメラン発言がありますが許してください。
みんなが安心して使えるものにしよう
自分だけが使うOSもどきならともかく、インターネットに公開するなら、使う人がいてこそのOSもどきです。
使う人を怖がらせたり(ホラー要素ならいいけれど、脅迫はNG、グロ系は要注意)、
使う人のパソコンのデータを勝手に送ったり、
使う人を不愉快にするOSもどきは絶対に作らないようにしましょう。
これはOSもどきに限らず、すべてのアプリケーションがそうです。
著作権に気をつけよう
写真にも音楽にも、著作権があります。
OSもどきで写真や音楽を使いたいなら、作者様に許可を取りましょう。
面倒ならば、著作権フリーがおすすめです。基本的に非商用ならOSもどきにも使えます。
※著作権フリーでも全く自由に使っていいとは限らず、また使用許諾の表示等が義務付けられている場合があります。利用規約をよく読みましょう。
呼び方に気を付けよう
OSもどきはOSではありません。勘違いを起こさないためにも、「OS」を名乗らないようにしましょう。
改造したいときの注意点
「このOSもどきを改造してみたい!」と思うこともあるかもしれません。
ただ、OSもどきもどれも著作権フリーというわけではなく、これも作者様によります。
利用規約があればよく読み、なければ作者様に聞いてみましょう。
ちなみにWallsは改造・再配布可能です。これはWallsシリーズすべてに適用されます。
ただし、条件があります。
それは、上記に書いたように、「みんなが安心して使えるものにすること」、
「改造し公開した作品に何かあってもYotioSoftは責任を取らないこと」、
「YotioSoftから許諾を得ていることを表示、あるいは説明すること」です。
許諾、つまりを改造・公開の許可を得ていることをしっかりと説明しないと、
著作権について指摘されてしまいがちですので気をつけてください。
ライセンス的に言えば「MITライセンス」に近いです。
あと、できれば再配布する際は連絡をくださると幸いです。
それから、Wallsにはクソみたいな付属アプリがたくさんありますが、
それについて公開した作品で指摘されても、こちらは責任を取れません。
特に初期のWallsはデキが悪いので、改造するならなるべく最新版にしてください。。
指摘されたくなければ、自分で作り直してみましょう。