この前、本物のOSを作りたいと書きましたが、実は既にOSの開発を始めております。
いちいち「本物のOS」なんて呼ぶのも面倒なので、名前を決めました。
新しいOSの名前は、
Canopus OSです!
カノープス オーエスと読みます。
カノープスは恒星の名前から取りました。
りゅうこつ座を成す星の一つで、東京より南の地域で観測できます。
え?Canopusにした理由?特にないです。なんとなく響きがかっこいいからこれにしました。
ロゴも(Windowsのペイントで)作りました。
丸が2つ重なっただけの、目玉みたいな簡素なロゴです。
青い円が青白く光る恒星カノープスで、後ろのグレーの円でCanopusの「C」を表現したつもりです。
現在の開発状況もお見せしましょう。
今、こう思いましたね?
OSなのにアプリねぇじゃん~
てか、真ん中の矢印は何?もしかしてカーソルのつもりっすかw?
って。
お察しの通り、まだアプリケーションは一つもありません。
マウスカーソルが出てきて、それが動いて、キーボードが押されたら左上にキーコードが出てくるだけです。
もちろん今後アプリも作っていきます。
いまのところは、「30日でできる!OS自作入門」に記載されたプログラム通りに開発を進めており、
独自性がある点といえばUIを今っぽく(?)したのとマウスカーソルの色を黒にしたくらいです。
とりあえず本の通りに開発しつつ、少しずつ独自性を増やしていきたいと思っております。
あと、OSなのにWindowsのウィンドウに囲まれているのは、
Windows上で「QEMU」というプロセッサエミュレータを使ってCanopus OSで動かしているからであり、
決して「OSもどき」ではありません。
ちなみにOSは32bit OSになります。今、時代は64bitですが、この本が32bitが主流、というか
「32bitすげぇ~」って時代に書かれた本なので仕方ありません。
ちなみにこの本にはフロッピーディスクとかも出てきます。
余裕があれば64bit化もしてみたいですが、果たして可能なんでしょうか。
開発中のものはGitHubにて公開しています。
「30日でできる!OS自作入門」の筆者様は改造したプログラムの公開を認めておられるので、
公開しても問題はないはずです。
本に付属しているCD-ROMにOSのデータが入っていますが、
今回はOSに関するプログラムはすべて自分で(そっくりそのまま)打ちました。
https://github.com/YotioSoft/Canopus-OS
canopus.imgが本体になります。OSのインストールは不要です。
このimgファイルをVirtualBoxやVMwareで実行するなり、CD(非推奨)やフロッピーディスクに書き込むなりしてお使いください。
今後もCanopus OSともどもよろしくお願いいたします。
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